あなたは、何か問題が発生した時、「問題が起きた」と言いますか。それとも、「問題が起こった」と言いますか。
「『起きる』と『起こる』のどちらを使っても同じでしょ」と思う人は多いと思います。
ところが、「起きる」と「起こる」には、違いが有るのです。
「起きる」は目を覚ますこと、また横になっている状態から立ち上がることが、元々の意味です。
そして、「起こる」は、病気や災害などある状態・状況が発生する時に用いられるのが、本来の使い方です。
「問題が起こった」や、
「津波が起こる」のように使います。
「起きる」と「起こる」を使い分けると、綺麗な言葉遣いに近付きますよ。