「なります」口調をやめろ(「成る・為る」の話です)

言葉についての考察

「こちらがわが社の商品となります」
「お待たせしました。こちら、ハンバーグ定食になります」

こういう言葉遣いをする人、すごく多いですよね。

「なる」「なります」という言葉は、主に「変化する」という意味です。

「こちらがわが社の商品となります」って、今はまだ商品になっていないってことになるだろ!

「お待たせしました。こちら、ハンバーグ定食になります」って、まだハンバーグ定食になっていないものを持ってきたことになるだろ!

僕はそう思っちゃいます。

「『なります』は『です』の更に丁寧な表現だ!何も問題は無い!」って言う人も居るのですが、僕は「なる」「なります」という言葉は、基本的には「変化する」という意味だけで使うべきだと思います。
※一部、例外有り

「ハンバーグ定食です」をより丁寧に言いたいのならば、「ハンバーグ定食でございます」と言えば良いのです。

「です」を「でございます」に変換するということですね。

「なります」口調、やめませんか。

タイトルとURLをコピーしました