「デジャヴュ」

言葉についての考察

「デジャヴュ」という言葉が存在します。

日本語にすると、「既視感」です。

あなたは、「前に会った時と同じ話をしたので、デジャヴュを感じた」のような使い方をしていませんか。

「以前体験したこと」を「デジャヴュ」と表現している訳ですが、これは誤用です。

「デジャヴュ」とは、
「実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる現象」です。

原因は「脳の錯覚」とか「予知夢」とか複数の説が有るようですが、「予知夢」はまず有り得ないと僕は思います。

なお、「デジャヴュ」を感じたとしても、過去に似たような経験をしたと判明したなら、もう「デジャヴュ」とは呼べないのです。

ところで、「デジャヴュ」とは反対の意味の「ジャメヴュ」という言葉も存在するのですが、それはまた、別のお話。

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